治療後にくる痛みの原因とは|小田急相模原の歯医者「松が枝町歯科クリニック」の医院ブログ

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治療後にくる痛みの原因とは

 

治療を行ったのに歯が痛い・・・。こんな経験をしたことはありませんか。歯科治療のあと、いちじてきに痛みを感じる場合があります。この治療後の痛みの原因はいったいどんなことが考えられるのでしょうか。

 

■治療後の痛みとして考えられる原因

 

・虫歯治療後に起こる痛み

虫歯治療の際、根管治療を行うほどではないが神経の近くまで虫歯が達している場合、歯をある程度削り、虫歯部分を取り除きます。神経は痛みを感じることもあり、神経に近い部分を治療することで治療後は過敏な状態となっているため一時的にしみる、痛むなどの症状を感じることがあります。

 

・抜髄(神経を取り除く治療)後に起こる痛み

ひどい虫歯や、事故などで歯が折れて歯の神経が露出してしまった場合、麻酔の注射を使って神経を取り除く抜髄という治療を行います。

抜髄そのものは麻酔を使っているため痛みを感じませんが、麻酔の効果が切れたあとに神経の治療を行ったことによる痛みを感じることがあります。

 

・根管治療後に起こる痛み

根管治療とは、神経を取り除いた根の中をきれいに消毒する治療です。神経を取った歯は痛みを感じることはありませんが、細菌感染により歯ぐきに炎症が起きている場合、根管治療後に痛みを感じることがあります。また細菌や膿が残っている状態でも、痛みを感じることが考えられます。

 

・保険適用のインレーやクラウンを入れた後に起こる痛み

虫歯で歯を削り、インレーと呼ばれる詰め物を詰めた後に一時的に痛みを感じることがあります。これは神経の近くまで歯を削ったこと、そして金属のインレーを入れた際、熱いものや冷たいものといった刺激が金属を通して伝わりやすくなったことから、痛みを感じることがあります。クラウンも同様で、いずれも保険適用の金属の補綴物による熱伝導が原因と考えられます。

 

■治療後の痛みは、ほとんど一時的なもの

治療後に痛みが出る原因は、歯の治療を行ったことによる一時的な歯へのダメージが主な原因です。また神経や、神経近くの部位を治療した後も痛みを感じることがあります。

治療後の注意点として、熱いものや冷たいものといった温度差の大きい飲食物は避け、飲酒や喫煙を控えるようにして下さい。

どうしても痛みが強い時は、痛み止めを飲んで対処するようにして下さい。歯科医院で処方される場合もありますし、市販の痛み止めを購入して服用していただいても大丈夫です。

ただしアレルギーをお持ちの方は、念のため薬剤師の方に相談してから購入するようにして下さい。

 

なお銀歯を装着することによる痛みがいつまでも続く方は、セラミックなど金属素材を使わない補綴物がおすすめです。銀歯の痛みがいつまでも続く方は、いちど歯科医師に相談することをお勧めします。