虫歯になりやすい人、なりにくい人②
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今年も早いもので1か月をきりましたね。寒くなってきました。少し前まで半袖でクーラーつけてたような気がするんですが・・・。
前回、虫歯のなりやすさをテーマにかきはじめましたが自分でもいろいろな知識を再確認しながら、虫歯ゼロとか大きいことはいうことはできないですが、少しでも虫歯のない、おおきなお口をあけて気持ち良く笑える口腔環境をつくっていけるよう頑張っていきます。
前回からの続きになりますがやはり虫歯になりにくい方の特徴として唾液はとても大きなキーワードになると思います。1歳半健診でも高齢者の方の口腔内を診ても唾液の質、量は大きく関係しています。
唾液の働きとして教科書などには大きく7つの働きがあるとまとめられています。①消化作用(食べ物を消化する働き)➁保護作用(お口の中に傷ができないように守る働き)➂洗浄作用(お口の中を洗いきれいにする働き④殺菌、抗菌作用(細菌が入ってくるのを防ぐ働き)⑤緩衝作用(お口の中を中和する働き)⑥再石灰化作用(初期虫歯を治す働き)⑦排出作用(異物などを体から排除する働き)
これらの働きが、強いか弱いか。これが虫歯のなりやすさに影響してきます。今後の歯ブラシの仕方、歯磨き粉などの選び方など、自分がどうなのかを知ることは大切だと思います。それを知るために唾液検査をすることもお勧めします。
うちの病院もその場でできる唾液検査 Salivary Multi Testを導入しています。興味のある方はご相談ください。その場で結果をお渡しできて歯ブラシの提案もその人それぞれの提案ができます!と言っても導入したばかりの新機械なので今後ポスターなどでお知らせしていきます。
次回は自分がどのように虫歯になったか、そしてなりづらくなったのかを含めて、また書いていこうかな思ってます。